『宮廷女官チャングムの誓い』は、朝鮮王朝時代、女性の地位が低かった時代に、料理人から王の主治医へと成り上がる女性チャングムの波乱万丈の人生を描いたサクセスストーリー。
全話鑑賞し終えた今、この素晴らしい物語に心奪われずにはいられません。一人の女性がさまざまな困難を乗り越え、宮中女医として歴史に名を残すまでの道のりは、本当に心に響く感動作です。
この記事では、『宮廷女官チャングムの誓い』全54話を見た感想をお伝えします。

隙間時間が10分あれば韓国ドラマを見ているドラマヴィータ管理人が、この名作ドラマを全話見終えて抱いた感想を余すところなくお伝えします。
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『宮廷女官チャングムの誓い』の配信・作品情報について解説した記事はこちらです↓
気づけば夢中になる展開に目が離せない
『宮廷女官チャングムの誓い』の魅力って、何といっても毎回引き込まれる展開ですよね。気がつけば時間も忘れて「あと一話だけ」と思いながら、ついつい見続けてしまって、あわてて短時間で家事を片付ける日がありました。特に料理対決のシーンや、チャングムが医術を学んでいくくだり、そして宮廷内での緊張感あふれる場面は、もう目が離せませんでした。
話が進むにつれ、チャングムの運命がどうなるのかハラハラドキドキ。この作品の脚本の素晴らしさに、何度も感心してしまいました。

話が進むにつれ、チャングムの運命がどうなるのかハラハラドキドキ。この作品の脚本の素晴らしさに、何度も感心してしまいました。
何度も立ち上がるチャングムに勇気をもらいました
このドラマの一番の魅力は、やっぱりチャングムの強さですよね。彼女は何度も何度も辛い状況に追い込まれます。宮廷を追われたり、大切な人と別れたり、師匠を亡くしたり、自分自身が病気になったり…。
「もうダメかも」と思うシーンが何度もあったけど、チャングムは決して諦めない。そんな彼女の強さは、周りの人たちとの温かい絆から生まれているんですよね。時に厳しく時に優しく導いてくれるハン尚宮(サングン)、民間医として歩み始めた時に支えてくれた師匠、いつも彼女を見守るミン・ジョンホ。チャングムの姿を見ていると、自然と気持ちが励まされました。

ときには立ち直れなくなったチャングムを、周囲の人たちが支え、押し上げることもありました。強いだけではなく、人間らしい弱さに共感を覚えます。
華やかな宮廷の中の寂しさ
見ていて印象的だったのは、王陛下をはじめ、宮廷で暮らす人たちの寂しさです。キラキラと輝く宮廷生活の裏側には、実は深い孤独がありました。特に王陛下の孤独感は胸に迫るものがあって、本音で話せる相手がいない中で、チャングムだけが真実を伝える存在になっていく場面は心に残りますね。

どんなに偉い人でも、心の温かさや人とのつながりを求める気持ちは同じ。そんな当たり前だけど大切なことを、このドラマは静かに教えてくれます。
台所「水剌間(スラッカン)」での女性たちの生き様
このドラマを見る前に中国ドラマ『瓔珞(エイラク)』を見たのですが、『宮廷女官チャングムの誓い』との違いも面白かったです。『瓔珞』では、女性たちが王の寵愛を競い合うのがメインでしたが、『チャングム』では台所「水剌間」での料理長の座を争う姿が中心になっていて、それが新鮮でした。お料理という身近なものを通して、女性たちの知恵と努力、そして権力争いが描かれているんです。

王様に愛されることは確かに名誉なことだけど、その分、妬みや陰謀の的になって命の危険もあった…。宮廷の中の複雑な人間関係や駆け引きは、歴史物の醍醐味ですよね。
おわりに
『宮廷女官チャングムの誓い』は単なる時代劇ではなく、人の強さや弱さ、愛や情、そして自分の信じる道を進む勇気について考えさせてくれる素敵な作品です。チャングムの生き方を通して、私たち自身も日々の悩みや困難に立ち向かう力をもらえる気がします。

時代や国を超えて心に響くこのドラマは、何度見返しても新しい発見や感動があります。韓国ドラマの傑作として、これからもずっと私たちの心に残り続けるでしょう。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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