韓国ドラマ『グッドボーイ』は、元メダリストたちがそれぞれの過去を背負い、警察として社会の“反則”に立ち向かうアクション・ヒューマンドラマ。
この記事では、『グッドボーイ』を全話見た感想を余すことなくお伝えします。

隙間時間が10分あれば韓ドラを見る。ラブコメとマクチャンドラマが大好物のドラマヴィータ管理人がお届けします。
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簡単なあらすじ
『グッドボーイ』は、現在は警察官としてどこか虚しさを抱えながら働いている国際大会元メダリストたちが、特殊チームとして終結し、社会の闇に挑む物語です。
ボクシングや射撃など、メダルを獲得した当時は”英雄”として称えられた彼らは、国家代表特別枠で警官になりました。しかし、過去の栄光は過ぎ去り、彼らの目の前には当時は想像もしなかったみずぼらしい現実が横たわっています。
そんな事情を抱えながらも、彼らは凶悪犯罪に立ち向かう特殊専門担当チームに結集します。果たして社会の闇に彼らの信念は、打ち勝つことができるのでしょうか。
『グッドボーイ』全話見た感想
パク・ボゴム主演の韓国ドラマ「グッドボーイ」を全話視聴しました。スポーツと社会の闇に立ち向かう元オリンピック選手たちの姿を描いた本作は、見応えのある作品でした。

今回は、私の心に残ったポイントを深掘りしてご紹介します。
パク・ボゴムの新境地を開拓!血と汗にまみれた熱演
今回の「グッドボーイ」で最も印象的だったのは、パク・ボゴムさんの新たな一面でした。
彼が演じたのは、ボクシングのオリンピックメダリストだったドンジュ。これまで爽やかなイメージの役柄が多かった彼が、殴られて血だらけになり、顔にはいくつものこぶを作るという、ハードなアクションシーンに挑戦している姿はまさに新境地でした。彼の役者としての幅の広さと、どんな役にも真摯に向き合う姿勢に感銘を受けました。

ドンジュの苦悩や葛藤が、パク・ボゴムさんの熱演によってより一層際立っていました。
オリンピックの「その後」を描く、感動の人間ドラマ
「グッドボーイ」は、元オリンピック選手たちが人生の頂点であるオリンピックを経験した後、社会の陰で苦しみながらも、仲間と共に立ち上がり、悪に立ち向かっていく姿を描いています。

正直なところ、暴力シーンのあるアクションドラマは苦手なのですが、この作品はドンジュたちを心から応援したくなり、最後まで見続けてしまいました。
栄光の裏で、それぞれが深い心の傷を抱えている元オリンピック選手たち。彼らにとって、オリンピックは輝かしい光であると同時に、その後の人生に影を落とすものだったのかもしれません。光が強ければ強いほど、影もまた深く、傷もまた深い。そんな彼らが互いに支え合い、悪に立ち向かっていく姿には胸を打たれました。
彼らが痛い目に遭わされるシーンでは、思わず目を覆いたくなるほど気の毒で、見ているのがつらかったです。しかし、それこそが彼らの抱える苦悩をリアルに描き出しており、感情移入せずにはいられませんでした。
救いのない「悪」:その存在意義とは?
このドラマの悪役ミン・ジュヨンは、まさに”根っからの悪”として描かれていました。最初から最後までヒーローたちの前に立ちはだかり、その悪行には救いようのない最期が待っていました。

彼が悪に走った背景や、避けがたい理由が明確に描かれなかったのは、このドラマの意図的な演出だったと感じています。それは、ミンが悪事を働いたことを弁明できない、罰せられるべき存在であることを示唆していたのではないでしょうか。
彼の存在は、ドンジュたちの正義を際立たせるための強烈な対比として機能していました。自分の身がボロボロになっても、悪に立ち向かい、正義を貫く人たちが存在するという強いメッセージなのかもしれません。
まとめ
『グッドボーイ』は、単なるアクションドラマではなく、元オリンピック選手たちの人間ドラマ、そして社会の不条理に立ち向かう姿を描いた、心揺さぶられる作品でした。

パク・ボゴムさんの新たな魅力はもちろんのこと、登場人物それぞれの心の葛藤が丁寧に描かれており、見終わった後も深く考えさせられるドラマです。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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