9月に入ると、朝晩の空気が少しずつ涼しくなってきました。日中はまだ暑さが残るものの、夕方になると心地よい風が吹き抜けて、ようやく秋の気配を感じられるようになっていましたね。
子どもの夏休みが終わり、学校が再開したことで、私の視聴スタイルも8月とは一変。再び平日昼間のひとり時間が戻ってきて、じっくりとドラマに向き合える日々が帰ってきました。

隙間時間視聴から解放されて、心置きなく物語に浸れる時間が戻ってきた!この感覚、やっぱり最高です。
9月も先月に引き続き、ディズニープラスに課金継続。見たい作品がディズニープラスに偏っていたんです。そしてFODの『マイ・ユース』が気になって、アマゾンプライムでチャンネル登録もしてしまいました。
秋の視聴にぴったりなラブロマンスやラブストーリーが揃っていて、この季節ならではの幸せを感じながらドラマを楽しむことができました。ただ、『北極星』だけは子どもに見られたくない内容だったので、完全に子ども不在の時間帯を狙って視聴。こういう”攻略的視聴”も、また楽しかったりします。
トゥエルブ|期待したファンタジーとは違ったけれど
『トゥエルブ』は、東洋の十二支をモチーフに、悪鬼から人間を守る12天使が再び目覚め、封印された力を巡る壮大な戦いを描くファンタジーアクション。
主演のマ・ドンソクが、これまでのイメージとは違う「気は優しくて力持ち」な役柄を演じていて、新鮮でした。仲間想いで困った人を放っておけない性格。あの大きな体で軽快に動くアクションシーンは、本当に印象的でした。
十二支それぞれの特徴を活かしたキャラクター造形も秀逸で、ネズミの機敏さ、ウシの頑固さ、トラの勇猛さなど、個性豊かな登場人物たちに愛着が湧いてきます。キャラクター同士の掛け合いもコミカルで楽しめました。

個人的には、もう少し神話的な雰囲気を前面に押し出してもらいたかったかな。でも現代的な設定とのバランスが絶妙だったからこそ、親しみやすい作品になったんだと思います。
マ・ドンソクファンはもちろん、彼の作品を見たことがない人にも、新たな魅力を発見できる作品でした。
もっと詳しい感想は、こちらの記事にまとめています↓
北極星|壮大なテーマとうっとりするラブロマンス
『北極星』は、韓半島統一をめぐる政治的衝突から世界的危機へと発展する壮大なテーマと、繊細なロマンスが見事に融合した作品でした。
何より心に残ったのは、ムンジュとサンホの愛の描写です。強く凛としたヒロイン・ムンジュが、初めて心から男性を愛する過程が丁寧に描かれていて、正義のために戦う女性が、ひとりの女性として恋に落ちる瞬間には目を奪われました。
新幹線に仕掛けられた爆弾のシーンで、ボディガードのサンホが身体を密着させながらムンジュを脱出させる場面の緊張感とロマンスの融合は、息を呑む美しさでした。ふたりの逢瀬の音声が公開されても「後悔はない」と言い切るムンジュの強さに、私まで惚れてしまいそうでした。

チョン・ジヒョンの、サンホを見つめる恋に溺れた瞳と、民衆の前で大統領候補として立つときの凛々しさ。そのギャップに女でも惚れます!
特に心に残ったのが、「国民を守ろうとするあなたを後ろから守りたい」というサンホの願い。愛する人の輝きを守ることが自分の役割だと言い切る彼の言葉には、愛とは相手の夢を支えることだという深いメッセージが込められていました。
韓半島の南北関係から核ミサイル危機へと発展する映画級のスケール感も圧巻。子どもには見せられない内容だったので、完全にひとり時間を確保して視聴しましたが、その甲斐がありました。
もっと詳しい感想は、こちらの記事にまとめています↓
コンフィデンスマンKR|面白く見てるけど韓国では人気ないらしい
8月の終わりから楽しみにしていた『コンフィデンスマンKR』。パク・ミニョンのコメディ演技が大好きなので、どんな仕上がりになるのかワクワクしながら視聴を始めました。
韓国版ならではのアレンジもあり、実際に観てみると、パク・ミニョンの魅力が存分に発揮されていて、個人的にはとても面白く楽しめています。
ただ、韓国国内では思ったほど人気が出なかったようで、放送時間帯が遅い時間へ変更になってしまったとか。義賊ストーリーは韓国でも成功しているドラマがあるけれど、これは何がダメだったんでしょうね。

9月が終わっても最終話まで辿り着けず、10月も引き続き視聴予定です。リメイク作品ならではの楽しみ方ができる作品だと思います!
濁流|ストーリーに入り込めず脱落
『濁流』は朝鮮時代を舞台に、生きるか死ぬかの瀬戸際で荒くれ者たちがせめぎあい、正義感のある若者3人が結託していく物語です。
ロウンの体を張ったアクションは見応えがあって、彼の熱演は素晴らしかったのですが、私はどうもストーリーに入り込めず2話で視聴を断念してしまいました。
シン・イェウンが演じる、若くて美しく商売では頭が切れるという設定のキャラクターが、どうしても馴染めなかったんです。賢く振る舞おうとしている感じが前面に出すぎていて、自然な演技に見えなかったというか。もう少し作品の世界観に溶け込んでいれば、最後まで楽しめたかもしれません。

久しぶりに途中脱落してしまった作品。でも時代劇やアクションが好きな方には刺さる要素が詰まっていると思います。
マイ・ユース|青春チックで若者の群像劇を期待したけれど
FODで配信中の『マイ・ユース』が気になって、アマゾンプライムでチャンネル登録してしまいました。秋にぴったりのラブストーリーです。
この作品、学生時代の描写が予想以上に良くて驚きました。青春ものとしての魅力がしっかり詰まっています。
何より感情移入できたのは、昔の初恋を女々しく引きずっているのではなく、大人として自分の人生をそれぞれ生きてきたふたりが、今の時点で素直に気持ちを伝え合っているところ。このリアルさが心に響きました。
特に印象的だったのが、ソン・ジュンギ演じるソンウ・ヘの姿です。大人へと成長しきったはずなのに、子どものころの辛い体験を引きずっている。普段は誰よりもしっかりと生活し、成熟した大人として振る舞っているのに、父に本音をぶつける場面では少年に戻って泣きじゃくってしまう。あのシーンにはぐっときました。

9月中に最終話まで配信が終わらなかったので、10月も引き続き視聴予定。大人になっても癒えない傷と、それでも前に進もうとする姿に共感できる作品です。
ナインパズル|謎が解けていく展開が本当に面白い
5月に配信されていた『ナインパズル』を、ディズニープラス加入のついでに視聴しました。
まだ途中までしか見ていないのですが、先が気になって仕方ありません。キム・ダミとソン・ソックが醸し出す独特の雰囲気がとても良くて、ふたりの掛け合いを見ているだけでも引き込まれます。
タイトル通り、パズルが1ピースずつ集まっていくように謎が解けていく展開が本当に面白い。一つの真実が明らかになると、また新たな疑問が生まれて、次のエピソードを見ずにはいられなくなります。

ミステリー好きにはたまらない作品。完走したら、また改めて感想をまとめたいです!
今月のマイベストは?
9月に視聴した6作品の中から、あえてマイベストを選ぶなら『北極星』です。
映画並みのスペクタクルなストーリー展開に圧倒されながらも、その中で繊細に描かれるラブロマンスが本当に最高でした。命を懸けて愛する人を守る姿、愛する人の夢を支えるために自分の幸せを選ばない決断。そんな深い愛の形に、何度も心を揺さぶられました。
壮大なテーマと切ないロマンスの両方を堪能できる、忘れられない作品になりました。
次の月に向けて:これから観たい作品リスト
10月は、9月から継続視聴中の『コンフィデンスマンKR』と『マイ・ユース』を最後まで楽しみたいと思います。そして新たに気になっているのが『私と結婚してくれますか?』。秋のラブストーリー熱が止まりません。

実はNetflixにも見たい作品が溜まってきていて、課金を再開するか迷っているところ。サブスク貧乏になりそうで怖いけれど、見たいドラマの誘惑には勝てないかも…。
秋の夜長にぴったりのドラマたちと、また素敵な時間を過ごせそうです。
管理人が現在加入中のディズニープラス。気になった方はこちらのボタンから申し込みすることができます↓
ディズニープラスのサービス内容について、こちらのページで詳しく解説しています↓
ディズニープラス独占配信作品は、こちらのページで特集しています↓
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント